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2011年6月14日

最近カウンセリングを受けたお話です。

成人の患者さんでかみあわせは専門的には下顎下縁平面が非常に大きく(下あごの横から見た際の角度が急傾斜)骨格的に下あごが後退し、口元が前方に突出している状態です。

少なくとも口元の突出感を改善するには前歯を相当量後方に動かす必要があります。

抜歯を行う治療をしても非常に治療が難しい症例です。

しかし、この患者さんは2年間も上あごに床矯正と称する装置(拡大床というもの)を使用していました。あごが拡がると前歯が引っ込むと説明されていたそうです。

驚くべきことに説明されていたその使用方法は驚愕ものでした。
「1週間に一度ねじを回して、きつくなったらねじを戻すように」

これでは何回ねじを回したかもわからなくなり、いつまでたっても最初の状態と行ったり来たりでしょう。

そもそも成人に拡大床を使っても拡がることなどないのですが・・・・。

さらに驚くべきことを聞きました。
患者さんがあまりにも変化がないので
「どういう状態になったら治療が終わるのですか?」という質問に対する答えです。

「患者さんがこれで良いと思ったら終わりです」?????

治療している歯科医には治療のゴールが無いということです。

そもそも効果があるはずもない治療を行って、2年後に患者さんがこれで良いと思ったら終わりですなんて・・・・開いた口がふさがりません。

この歯科医は本当に効果があると思っているのか、効果が無いことをわかっているのかはわかりませんが、あまりにひどい治療に(治療というのもおこがましいですが)、どうしたものかと頭を抱えてしまいます。

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銀座EAST矯正歯科
銀座EAST矯正歯科
院長:濱田 俊
http://www.ginza-east.com/

日本矯正歯科学会指導医・認定医
歯学博士
臨床研修指導歯科医

東京都指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)
国立国際医療センター戸山病院連携医
国立医療センター戸山病院
東京医科歯科大学医科・歯科附属病院医療連携医
東京医科歯科大学