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2009年7月28日

欧米人と日本人の矯正治療は同じではありません


歯並びを綺麗にするということに違いがあるわけではありません


が、骨格的にあごの形がそもそも細くあごの奥行きがあるのが白人です。

つまりでこぼこの程度がはるかに小さいのが欧米人なのです!!

治療の難易度が軽度の患者さんが多いのも特徴です。

また、日本人に多い受け口は非常に少なく、中には受け口の治療法を知らない矯正医すらいます

なので、アメリカではやっている治療法をそのまま日本人に適用しても治りません


効率的で簡単な装置を開発し矯正治療に進歩をもたらしてくれるのはアメリカ人が多いですが、セミナーなどに出席すると例外にあたる経験値が乏しいのか、自分たちの言うとおりにしていたらすべてOKだと言わんばかりの説明に終始します。


日本でも良いことばかりの説明には要注意です


そもそも夢のような治療などありません

2009年7月27日

歯が非常に大きい男性で上下4本完全な八重歯の患者さんがいるのですが、治療前は歯が動きにくいのではと危惧していました

上下4本の抜歯を行ったのですが、あれよあれよという間に八重歯が改善してきました!!


八重歯の歯茎が露出してくることもなく非常にうまくいっています

特に強い力をかけているわけでもなく、使用しているワイヤーも超弾性のかなり細いものです!


ということは、ほとんど痛くないということです


この調子なら、治療開始1年くらいで装置をはずせそうな感じです!


経験的には10代が一番歯の動きが良いような気がします。

次には20代なのですが、30代・40代とさほど動きに差があるようには感じません。


年齢で治療が出来ないことはないので、全くあきらめる必要はないです。

要は治療したいというモチベーションが高ければ全く問題ないと思います

2009年7月24日

昨日、インビザラインというマウスピース型の矯正治療装置の講習会に参加してきました!


当院で使用している装置としてホームページにもマウスピースを載せていますから、強い希望があればもちろんやりますが、基本姿勢としては治療開始時にはお勧めしないということを再認識しました


自分の治療でマウスピースを使用する基準は、

「治療後のわずかな後戻り」あるいは「金属アレルギーがある」という場合です。


治療後のわずかな後戻りには相当数の患者さんに使用したと思いますが、きちんと使用してもらえれば大抵は治ります。

ただし、かなり装着したときに痛いらしいので、最近ではシンプルリンガルブラケットを用いて簡単な後戻りには対応することが増えました!

どうみても、こちらのほうが早く確実に痛くなく復活できるので良いと思います!!


ところで、マウスピース型の矯正装置は極めて簡単な症例だと治りますが、この場合でも治療期間がかなりかかります

ブラケットを装着したら確実に半年以内で治療終了できるような簡単な症例を、長い治療期間をかけることにメリットをどれだけ感じられるかの問題でしょう!!


難しい症例では、歯の表面にポッチのような付加的な装置をつけたり、ブラケット装置と併用したりすることで難症例でも治せないわけではありません

この場合の欠点は治療期間がかなり長くなることでしょう

表側・裏側に関わらず、ブラケットを装着する治療なら簡単に治せるものを、長い期間かけて、さらに途中ブラケットをつけないとうまく治せないような場合もあるのです。


結局、ブラケットをつけるのなら、最初から短期間で治療を終えていたほうがいいのでは?


早く・痛くなく・目立たずを実現しながら、いかにシンプルに治すかを目標にしているので、どうもマウスピースの治療は、自分にとっては本末転倒な治療法に思えてしまいます。


自分の矯正医としての考え方なので、マウスピースの治療を否定するものではありません汗

もちろん、強い御希望があれば、当院でもマウスピースでも治療はいたしますが・・・

2009年7月21日

夏休み前半のヤマ場はてなマークの連休が終わりました!

ちなみに先週、駅の階段で滑り腰ががくがくっとなり腰痛になってしまい、かなりの時間寝ていました

ところで、矯正治療費のお話ですが、検査・診断をしてみないと概算の費用がわからないというのは一見するともっともな感じがしますが、矯正治療という性格を考えるとかなりおかしなことだと思います汗

かみあわせの状態は、それぞれ全員が違うので治療方針・計画が様々なのは当たり前の話です

それでは、治療費が異なる部分はどこでしょうか?

治療の難しさで3段階くらいに治療費を決めているのはよく理解できます。

治療が難しいか、簡単か、普通程度なのかは、かみ合わせを見ればおおよそ判断できるものです

検査してみないと難易度がわからないようでは、治療途中に一体何回検査をしなければいけないのでしょう?


使用する装置の違いで治療費が異なるのも理解できると思います!!


矯正治療の性格上「歯を何ミリ動かしたらいくら」だとか、そんな治療費の決め方はありえないですね

また、あとで加算される費用があるのかないのかは事前に確認しておくことが大事なことですね!

とにかく、治療を開始してしまうと途中で止めることは出来ないですから

2009年7月19日

上下の前歯がかみあわない状態を開咬と言います!

そもそもの骨格が原因のこともありますが、舌の使い方が原因の場合もあります。

唾液を飲み込む際に舌を上下の前歯の間に突き出すようなくせのことです


舌を歯の間に入れないと唾液が飲み込みにくいので、やればやるほど、どんどん悪くなる傾向があります


これは無意識のくせになっているので、言葉で言ってもなかなか改善しません

このかみ合わせは、機能的に問題があるので大変まずい状態です。

特に麺類が前歯で噛み切れないです

また、肉も非常に食べにくいようです。


さらに、発音にも影響を与えます。

サ行の発音の際に空気がもれてしまうので、しゃ・しぃ・しゅ・しぇ・しょのように聞こえることもあります。

普段から舌がよく見えると感じたら、よく観察してみてください

2009年7月18日

アッパープルという装置があります!

日本語では上顎骨前方牽引装置といいます。


その名の通り、上あごを前に出して受け口を改善しようとする装置です。

受け口の場合、以前はチンキャップというあご当てを使っていました汗


でもどう考えてもあごの大きさが小さくなるはずはないですね!?

また、あまり強い力をかけるとその力はあごの関節に負担をかけることになります


その結果、受け口は治らないは顎関節症になることもあるはと、今ではあまり用いられなくなってきています。


逆に上顎骨前方牽引装置は上あごの成長を促進させ、下あごを少し回転させ引っ込める効果もあります。


今まで、この装置を使い受け口が治った最短期間は1ヶ月でした!!

そんなに早くなくても、大抵は3~6か月くらいたつと相当改善の方向に向かうことが多いです

程度にもよりますが、小学1~3年生くらいで受け口の場合はとにかく上顎骨前方牽引装置を一度使ってみると良いですね


放置していても絶対に治らないですから

2009年7月15日

裏側からの矯正装置で、当院で使用している"2Dリンガルブラケット"があります!

この装置はブラケットについているクリップのようなものでワイヤーをとめるので、摩擦が非常に少ないのが特徴です

ちょうど国内で発売されて1年くらいです

つまり使用を始めて1年くらいということになるのですが、予想以上に優れモノです!


これは、フォレスタデントというドイツの会社が作っています。


何が良いかというと、でこぼこが治る期間というものがとにかく早いにひひ

表側からよりも明らかに早いですね。


もうひとつ、装置が薄いので違和感があまりないそうです!!


もちろん、かみ合わせの程度によってはこの装置では厳しい場合もあるのですが・・・

秋にビットリオというイタリア人のセミナーがあるので楽しみです

外国人のセミナーの良いところは、発想が日本人と違うところがあるので考え方の幅が広がることですね

2009年7月13日

もうすぐ、子供達は夏休みに突入しますね!

最近の子供は夏休みだからといって暇になるわけではないので、話を聞くと凄く大変そうです

学校の宿題、塾の講習会、林間学校、部活の合宿、家族旅行・・・・・・


それでも時間を見つけて矯正治療の相談に行く人も多く、大学病院では夏休みになると待合室には子供の人数が急に増えたりします


相談に行こうと御両親が判断された場合は、専門家が診ると大抵は治療を開始したほうが良い状態になっていることが多いです!!


中には「まだ治療しなくても良いですよね」ということを、専門家から言ってもらいたいがために相談に来ているような方もいらっしゃいます。


残念ながらほぼそのようなことはありませんから、矯正治療の相談に行かれる際は治療開始の覚悟を持ってお話を聞かれたほうが良いです


歯並びに"自然治癒"は、ほとんど考えられませんので

なので、夏休みの御相談は出来る限り早めに行かれることをお勧めします。


検査と診断を終えないと治療が始まらないので、何度か通院する必要があるからです

2009年7月 9日

相談を受けた患者さんから「矯正治療中の虫歯に対する予防処置」についての質問がありました。


基本的には、来院時に歯磨きが悪い場合はブラシを使ったクリーニングを行います。

歯石が付いていれば除去する。

これらを毎回の治療の際に行うのは、至極当然のことだと思っていたのですが・・・・!

中にはクリーニングの費用が別にかかるところがあるようです

矯正治療は保険適用ではなく、それぞれの歯科医院の方針なので別に良いのですが・・・汗


矯正治療にも保険適用が出来る場合があります。

あごの手術が必要な矯正治療(顎変形症)と、口唇口蓋裂などの先天異常の患者さんです。


この場合、矯正治療費は保険が効きます。

毎月1回"管理料"というものがあります。

この中には、当然クリーニングの費用が含まれていると規定されています。

矯正治療中の患者さんを管理するということは、お口の中全体を管理することです。


なので、当院ではクリーニング費用は最初の矯正治療費に含まれています。

いろいろなお家で使うグッズは、ほぼ実費で購入していただきますが・・・・

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銀座EAST矯正歯科
銀座EAST矯正歯科
院長:濱田 俊
http://www.ginza-east.com/

日本矯正歯科学会指導医・認定医
歯学博士
臨床研修指導歯科医

東京都指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)
国立国際医療センター戸山病院連携医
国立医療センター戸山病院
東京医科歯科大学医科・歯科附属病院医療連携医
東京医科歯科大学