«  2009年4月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2009年4月29日

街を歩いていて矯正治療中のかたに出会うことが残念ながらあまりないです

たまに見かけても、当院で使っている審美ブラケットではないですね。


治療中の患者さんは一体どこにいるのでしょう?

まだ日本では、そもそも矯正治療を行う患者さんが少ないんでしょう。


全員が裏側からの治療というわけではないですよね。


歯ならびがきれいであることがすべてではないですが、

特に女性にとって、第一印象の歯ならびは重要だと思います。

思ったより痛くないですし、装置の見た目もきれいですし、治療期間もいまは短いです。

残る問題は費用ですね。

これだけは治療をする患者さんが劇的に増えない限りは安くはならないでしょう

残念ながら!

2009年4月28日

かみあわせが良いことと、美しい歯並びは同じです!!

上下の歯が1本づつあたっていることを良い歯並びと誤解している患者さんがいますね


本来は下の2本の歯の間に上の1本があたるのが良いかみ合わせです。


上下の歯の大きさのバランスが問題になるので、必ずしも全員に当てはまらないこともありますが、

これが良い歯並びの基本になります。


治療前の歯並びの程度、抜歯の有無などにより、

やっとなんとか仕上げた場合も当てはまらないこともありますが・・・


一度鏡で確認してみてください

矯正医がこだわるかみ合わせの理想を患者さんが理解していただけると助かります

2009年4月27日

矯正治療の御相談をうけた女性の方の言葉です。

「せっかく治療するのなら若いうちに治しておかないと」

そんなことはないのですが、若いうちに治療するチャンスがあればそれはそうです。

人の一生は限られているのできれいな期間が長いほど良いですね。


でも、50代・60代で治療を開始することも、ちゃんと意味はあります。

歯を支えている骨は、どんなに健康な人でも年を重ねると必ず少しずつ痩せていきます。

その時に歯並びが悪いと、かむときの力が歯に斜めにかかってしまうので、

次第に歯並びが崩れてしまうことが考えられます。


やはり、いつであれきちんと治しておくことは大事です。

もう無理とあきらめているかたも、一度相談をされてみてはと思います。

2009年4月26日

今年の1月に八重歯がひどい患者さんに装置をつけました。

たぶん今までなら抜歯をすすめていた程度の八重歯です。

もちろん非抜歯です。

昨日みたら治ってました


一瞬びっくりしましたが、我にかえって治療をしました。

玄人としては細かいところは全然なのですが、

患者さんの目線ではほぼOKでした。


これからなんであんなに治っていたのかの解析をしないといけません。

ここ最近、治療のスピードが早い患者さんが多いです。


良いことなのですが理由をきちんと分析する。

これが一番大事なことです!!

2009年4月25日

装置をつけて痛みがないのは、良いことのように思えるのですが


患者さんにとっては歯が動いていないのではと逆に不安になるようです!


痛みの感じ方には個人差が相当あります。

全く同じことをしても痛みがある人もない人もいます。


治療前の模型とお口の中で見比べていますから大丈夫です。

ちゃんと動いています!


全員が不安になるほど痛くないと感じてくれるようにスキルアップしなければと思います。

2009年4月23日

昨日、治療をした患者さんのことです。

1年前は大学時代なら手術をすすめていた程度の完全に受け口の患者さんでした。


この4月に高校生になった女の子ですが、

現在は上下の前歯がピタッとつく、いわゆる切端咬合という位置にまで改善しています。

身長の伸びもほぼ止まったようで、

男の子ではないのでこれから下あごが急激に成長する心配はあまりないはずなのでほっと一安心です。

注意はかかせませんが!


大学在籍中は開業医さんの治療結果をみたときに、

ほんとかなぁ~と疑心暗鬼になることがたまにありましたが、

自分が開業医になって治療してみると自分の無知が恥ずかしくなります


疑った先生、どうもすいませんでした。 

2009年4月22日

糸ようじ
矯正のブラケットが装着されている時に使いやすい糸ようじです。

糸の先が硬くなっていてワイヤーの下に通しやすくなっています。


患者さんに教えていただいたものですが、

今では当院の患者さんには強くお勧めしています。


やはり歯ブラシだけではどうしても厳しいです。

出来ればリステリンのような液体のものも併用したほうが良いです


電動歯ブラシは悪くはないのですが、

プラスアルファの手入れ(糸ようじや仕上げ磨き)が必要なので、

あまりお勧めしません。


ちなみに、糸ようじはロフト東急ハンズで売っていることは確認済みです。

2009年4月21日

治療計画を立てている時に、なかなか治療後のイメージが浮かびずらい患者さんがいます。

同じような患者さんの治療経験があれば参考にできるのですが、

なかなか全員の治療にあてはめることは難しいです。


かみ合わせは学問として色々と分類されています。

たとえば、上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口)、叢生(でこぼこ)もひとつの分類法です。


大きく見ると治療法の行先は同じなのですが、かといって全く同じ治療計画にはなりません。

またまたそうかといって、全員の患者さんごとに工夫に工夫を重ねる治療法が良いとは思いません。


出来るだけシンプルに、患者さんに負担をかけず、出来る限り綺麗に早く仕上げる

そういった目標を持って治療しています。


出来る限り綺麗に早く仕上げることが出来るように 患者さんも同じ目標ですよね。

2009年4月19日

自分で治療していて「え~」と思うほど予想以上に治っていく患者さんがいます。


何が違うのだろうと考えるのですが、

今までは"ゴムの使用頻度"など患者さんの協力が大きいのかなと思っていました。

が・・・最近は考えが少し変わってきました。


患者さんの協力が重要なことは言うまでもないことなのですが

それよりももっと大事なことがあるんですね。


なかなか説明しにくいことなのですが、

簡単に言うと"既成概念にとらわれれず頭を柔らかく"ということです。


自分のことに置き換えて想像してみると、もしかするとなるほどと思うことがあるかもしれません。

まあ、こんなあいまいなことは学会発表できることではないのですが

2009年4月14日

よく先生は虫歯の治療はやらないんですかと聞かれます。

即座に「やらない」ではなく「やらせたら大変なことになります(笑)」

と答えます。


もちろん学生のときは実習もやりましたし、最終学年のときは臨床実習でちゃんと治療していました。

ただ、大学卒業後からずっと矯正治療しかやっていませんから上手くないんです


どうしてもやれと言われれば出来なくはないですが、

自動車のペーパードライバーとほぼ同じです。

出来ないものを、さも出来るかのように嘘をつきたくないので、

患者さんには御面倒をかけますが、もしも虫歯が出来たら上手い先生を御紹介します。

歯を抜いたりする時も同じです。


それが矯正専門でやっている自分なりのプライドというものだと考えていますので。

2009年4月13日

実際に矯正治療が始まり力をかけ始めると、

毎回診療ごとにお口の中をチェックする瞬間は緊張します。

歯が動いていたり思った以上の効果が出ていたりすると、

かなり嬉しくなります。


「歯並びのプロでしょう」と言われるかもしれませんが、歯が動いているのをみるのは嬉しいものです。

また、患者さんが歯が動いていることを実感していたり、

模型や鏡を見ながら説明して患者さんが嬉しそうな顔になっていくのは楽しいですね。

最近は白いワイヤーなるものがあります。

ワイヤーはシルバーの時代は一昔前? というかここ1年くらいで大きく変わってきました。

装置はきれいでもワイヤーが見えるからと躊躇していたかたも多いと思います。


白いとはいってもコーティングしてあるだけなので、

強くひっかいたりすると剥がれてしまいますが、

剥がれてきたころには新しいものに取り換えるので大丈夫です。

白いワイヤー

2009年4月12日

矯正治療も終盤に差し掛かると、患者さん自身はもうきれいになっている。

いつ終わるのだろうと思っている方が多いと思います。

矯正歯科医はできる限り理想の状態に近づけるように、いろいろとやっているのです。

上下の歯の真ん中を合わせることや、細かい歯のねじれ・段差をとったり、

上下の歯のかみあわせを緊密にしたりと・・・・・・。


ただ思うことは、あまりこだわりすぎて時間もかかると、患者さんの満足度が急速に下がっていくことです。

きれいになったと患者さん自身が満足して、せいぜい半年以内に装置をはずしてあげないと、

逆に時間がかかる・何をしているのだろうという不満のほうが大きくなってしまいます。


患者さんには、いつも疑問点を質問することをお勧めします。

そこからしか温度差は埋まらないですから

2009年4月10日

子供の矯正治療で大切なことはなんでしょうか?

一度どこかで「今できることを・・・」という小児歯科の説明を見たことがあります。

たとえば、小学校の低学年で前歯にでこぼこがある子供ってよく見かけます。

それを、今できることをといって、そこだけを矯正治療できれいに整えることが正しい治療でしょうか?


テレビで活躍している子役たちの歯並びを見ると、けっこう悪いですよね。(よく見てみてください)

きれいなほうが良いに決まっていますが、だからといって・・・。


小学校の低学年から治療を始める場合は、永久歯への生えかわりの管理をして、

体が大きくなるにつれあごも成長するので、

そういったすべてを考慮しながら永久歯全体の歯並びを良くする。


これが、矯正専門の歯科医が行う治療だと信じています。


つまり、将来のことは知らない、今きれいになったでしょ(あくまで一時的に)というのは

矯正治療とは言えないのではと思います。

2009年4月 9日

治療は確かに上手なのはわかるし、どこかの首相のように話もブレないけれど・・・・。

先生の理論に合わないようなことを気軽に話せないし、こういう風にして欲しいとお願いできない。

ある患者さんのかかりつけの歯科医の話です。


同じ歯科医としては微妙な感想です。

すべて患者さんの言うとおりにすることが良いとは誰も思わないでしょう。

でも、その前に患者さんが自分の希望をきちんと伝えられることが大事です。


その意見が歯科医からみて妥当なら出来るだけかなうようにしてあげる努力をしなくてはと思います。

もしも、医学的に無理なことや、かえって状態を悪くしたり将来的に悪影響を与えることなら、

きちんと説明をすることです。


「黙って自分の言うことを聞いていれば間違いない」

というような医者の時代ではありませんね!!

矯正治療の診断をするのに必要なものは一体なんでしょうか?

通常、精密検査ではレントゲン・写真・歯型をとり問診もします。

レントゲン写真では骨格的な問題や前歯の角度など細かいコンピュータ分析を行います。


ただ自分の場合、よほどの難症例でない限りは「第一印象のイメージ」を大事にしています。

そのイメージが科学的・医学的に妥当なものなのか、

大学で勉強してきた矯正学の範囲を逸脱していないかをコンピュータ分析の結果と照らし合わせて、

最終的な診断・治療計画を作成しています。


つまり、検査結果を平均値に近づけるための治療計画を作っているわけではありません。

いつの頃からか意識して「第一印象のイメージ」を大事にするようになりました


もちろん矯正治療を勉強し始めの若い先生は、

きちんと手順をふんで勉強をしていく必要があるのは言うまでもありませんが。

2009年4月 8日

矯正相談を受けていると男女を問わず

本心は裏側からの治療を希望している方が多いことを実感しています。


どんなに審美的な装置が出来ても、見えないわけではないですものね。


ただ、最大のネックは金額でしょうね。

表側と同じ金額にしたいのですが、

現実問題として装置などの材料の仕入れ値が裏側のほうが高いのです。

あとは技術料がちょっとばかし高いです。


でも、こちらも裏側を希望している患者さんには、

出来るだけ希望にそえるようにしたいと思います。


治療費を安くする方法はありますので、あきらめる前にまずは相談と熱意です!!

2009年4月 7日

インコグニート2
裏側からの矯正装置-インコグニート

これは画期的な装置です。

いかに装置を小さく薄くするかが良く考えられています。

歯の裏側がほとんど装置で、どこが小さいのと思われるでしょう。

でも出っ張りが少なく角が丸いので、

世に出回っている裏側からの装置の中では、

最も違和感が少なく優れていると思います。


開発者がドイツ人なので、細かいところがしっかりしていることも良い点です。

歯が斜めになって生えていてでこぼこが物凄く激しい歯並びの患者さんに、

私の歯並びは治るのでしょうか?と半ばあきらめに近いような感じで相談されることがあります。

簡単に答えればでこぼこは治せます。


100%非抜歯治療という文字を目にすることもあるかと思いますが、

少なくとも大学の矯正科で数年間トレーニングを積んでいる歯科医(経歴でチェック)は、

程度によっては抜歯を提案することがあるとの記載があるはずです。


あごの大きさは手術しない限り変えることは出来ませんし、

歯の大きさも自分の歯を削って作りものに変えない限り変わりません。

また、歯は骨があればどこでも生えるのではなく、

歯槽骨という歯が生える場所がちゃんとあるのです。


矯正相談を受けられる際に、まずは抜歯をしなくても治せるのかを質問することは大事です。

その返答を確かにそうだと納得できるかどうかの

判断をするのはすべて患者さんにかかっています。


患者さん自身の勉強も大切な治療のひとつです!!!

とにかく、わからないこと・納得できないことは質問しましょう。

2009年4月 4日

桜が満開ですね。

日本は4月が仕事も学校も区切りですので、何かを始めるには絶好の季節になりました。

矯正治療はというと季節によって歯の動き方が変わるわけではないです。

ただ、今後1年間の通院出来る日時の予定がはっきりわかる時期なのが良い点でしょうか。


あと暖かくなる時期はなんとなく気分が明るくなるので、

何かを始めるきっかけがつかみやすい気がします。


なかなか行動に起こせない人も、一度誰かに相談してみてください。

矯正歯科に行く前に、周りに治療中の人がいれば「矯正ってどう?」と聞いてみることも

良いですよ。

2009年4月 3日

セカンドオピニオンというのは、基本的には治療前に担当医の診断・方針に迷いがある時に受けていただくことが基本です。

歯科医院の場合は、あまりにも数が多すぎて一体どこが良いのか事前には全くわかりません。

特に矯正治療の場合は高額な自費診療ですし一度治療を始めたら長期間を要します.


また、途中医院を変えることは通院不能の転居の場合以外は基本的には考えられません。

そのため、何軒かの医院での相談を受けられることは大切です。

セカンドオピニオンの話に戻りますが、矯正治療は長期間をかけて計画的に治療を行います。

そのため治療途中でセカンドオピニオンを求められても、

治療前のかみ合わせの状態・治療計画・治療経過・患者さんの協力状態などの情報がないと

コメントは難しいです。


裁判での証言と同様に、医院でドクターが答えることには責任が伴ってしまいます。

それだけ大きな責任を持って患者さんと話をしていますので、

オフレコのセカンドオピニオンというのは無いのです。(私の場合はですが)


治療に不満がある場合は、担当医との話し合いを第一に考えていただくのが良いです。

まずは徹底的にに話し合うことが大切ですね。

2009年4月 2日

矯正治療中の歯みがきは大変ですね。

気合いを入れていないと数ヶ月後には歯の表面が白くなり始め、

気がついたら穴があいているなんてことになります。


そうかといって毎食後必ず時間をかけて歯みがきをする必要はないです。

昼など時間をかけれないときは、洗口液(たとえばリステリンなど)を併用するとベターです。


1日1回でいいので気合をいれて時間をかけて歯みがきをしてもらえれば大丈夫です。

出来たら矯正治療中用の糸ようじも使ったほうが良いです。

それから、歯間ブラシは使ってはダメです。

明らかに歯ぐきが下がっている場合や、ブリッジが入っている場合は必要です。

でも健康な人が使うと逆に歯ぐきがどんどん下がってしまいます。

歯間ブラシではなく糸ようじにしてくださいね。

2009年4月 1日

矯正治療は同じ患者さんであっても、治療計画は何通りもあります。

治療目標もけっして一つではありません。

かみ合わせだけではなく横顔・口元の印象を考えたり、

特に女性だとほうれい線のことも考えないとうまく行きません。

子供の場合はあごの成長も考慮する必要があります。


また、医療としての矯正治療は治療後の安定性を求めなくてはいけません。

その場限りでは意味がありませんよね。


矯正相談を受けられる時は、特に聞いたら笑われるかなというような質問をたくさんされたほうが良いです。

ドクターにとっていつも質問されていないことを、

どれだけわかりやすくレスポンスよく答えられるかで、

その先生の勉強量と経験がわかると自分では考えています。


相談を受けるときは、毎回ドキドキですね。

« 2009年3月 | メイン | 2009年5月 »

銀座EAST矯正歯科
銀座EAST矯正歯科
院長:濱田 俊
http://www.ginza-east.com/

日本矯正歯科学会指導医・認定医
歯学博士
臨床研修指導歯科医

東京都指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)
国立国際医療センター戸山病院連携医
国立医療センター戸山病院
東京医科歯科大学医科・歯科附属病院医療連携医
東京医科歯科大学