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2009年4月 6日

成長に配慮して、永久歯の歯並びをよくするための治療を行います

pediatricsお子さまの歯の矯正についてお考えの保護者の方へ。

子供の矯正治療は、将来きれいな大人のかみ合わせになるための準備を目的とした治療です。
矯正をした時点で歯並びをきれいにすることが目的ではありません。
まだ歯の根っこもできていない時期では、あごの大きさの調整はできても、歯のでこぼこを治すことはできませんので、どうぞ目的をご理解の上、お子さまの矯正治療をご検討ください。

◆お子さまの気になる症状
歯並びがでこぼこ(叢生)の場合
出っ歯(上顎前突)の場合
受け口(下顎前突)の場合
習癖(指しゃぶり・乳歯のむし歯・舌を上下の歯の間に突出させるくせ)などが原因となる場合

子供の矯正治療の目的

子供のお口の中は、おおまかに次の3つの時期に分けられます。

1.乳歯列期(~6才頃)
2.混合歯列期(6才頃~12才頃)
3.永久歯列期(それ以降、大人の矯正と一緒)

子供の矯正治療のメインとなるのは、乳歯と永久歯が混在している期間(混合歯列期)です。
その中でも特に大事な時期は、小学校3~4年生(8歳~9歳)の時期です。

理由はいくつかありますが、まずこの時期は、前歯が永久歯に生えかわり、残りの乳歯が生えかわるまでの、比較的お口の中が安定しているときなので、矯正装置が使いやすいことが挙げられます。
この時期に行う治療は、あごの幅をひろげたり、上下のあごの前後的位置のバランスを整えたり、くせを改善することを目的としていますので、おもに取り外し式の矯正装置を使います。

歯が生えかわっている最中は装置が使えないこともあるので、変化が少ないこの時期がもっとも適しているのです。

また、体の成長に伴って発達する、あごの成長力を利用した治療が行える唯一の時期なので、大人のかみあわせの準備にとっては、非常に大事な時期と考えられます。
ここで効果的な治療を行うには、6~7才頃から治療開始時期を見極めておくことが必要でしょう。

しかし、矯正治療は上記の時期以外でも開始することが可能です。
その時の状況に応じた最善の治療計画を立て治療を行いますので、有効な時期を逃したからといって、悲観的になることはありません。
気になったら、まずは矯正専門の歯科医に相談することが第一です。

早期に相談することが一番大事です

お子様の歯並びについて、気になることがある保護者の方は、一度矯正専門の歯科医のチェックを受けられることをおすすめします。
その際に、矯正専門ではない歯科医に相談されて、「しばらく様子をみましょう」と言われた場合は、きちんとその理由を聞くことが非常に重要です。

中には、「大人の歯が生えてきてから」という理由を言われることがあるようです。

きちんと将来の予測をし、準備をすることが子供の歯科矯正の大きな目標なのですから、「永久歯の歯並びが悪かったら矯正しましょう」などという説明はあり得ません。

怖い先生だったとしても、必ず理由を聞きましょう。 これはお子さまのために最も大事なことなのです。


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