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よい歯科医・歯科医院と出会うために

矯正治療は、先生や治療方針が合わなかったからといって途中で治療をやり直すことは、経済的にも精神的にもとても負担が大きいもの。

長い通院期間を要する矯正歯科医院選びは、特に慎重になってしまうことでしょう。
よい歯科医・歯科医院とは、あなたにとって「歯科医となんでも話せ、通っていて心地いい場所」であることが基本です。
「こんなはずじゃなかったのに」と後悔をしないために、次の条件を歯科医院選びの判断材料にしてみてください。
あなたに合った歯科医に出会えることを願っています。


■1.「認定医」や「指導医」かどうか。
日本矯正歯科学会の「認定医」や「指導医」は、学会が認定した研修機関で、一定期間トレーニングを受け審査に合格した歯科医に与えられる資格です。

認定医」は5年以上にわたり矯正歯科臨床研修を修了していなければ取得できません。現在全国に約2500人の認定医がいます。
指導医」は、認定医であると同時に12年以上の矯正歯科の臨床・教育・研究に専従し、3年以上の教育歴がある歯科医に与えられる資格です。全国では約600人しかいません。

大学歯学部では矯正歯科の基礎的な知識は勉強しますが、実際に治療を行えるレベルの教育は行っていないのが実状です。そのため、矯正治療を行うには大学卒業後に大学の矯正科などの矯正歯科専門の研修機関でトレーニングを積まなければいけません。

特に矯正治療の場合は治療が終わるまでに時間がかかります。かみ合わせの程度も患者さま各自様々なので多くの治療を経験するだけでなく、色々な治療例を見て勉強することも同様に必要です。
また、正しい治療方針の立て方や細かい治療テクニックは教科書に書いてあるわけではないので、良い指導者に一定期間は指導を受けることが絶対条件といえるでしょう。

このように、矯正を専門的に学び、かつ学会の資格を有していることは、その医師が矯正治療という難しい治療にどれだけ携わってきたのかを知る指標になることでしょう。

最近は、ホームページなどで「すべて非抜歯治療」を大々的に宣伝している歯科医院もあります。しかし、きちんとトレーニングを受けた矯正医なら「すべて」とは言い切れないはずです。

そもそも医療行為に「すべて・絶対」という表現はありえませんよね。

歯を抜かなくてもただ単に歯を並べることは出来るとは思いますが、治療後の安定性や口元の違和感や、そもそも歯にとって悪影響を与えることになりかねない場合があります。その場合は抜いて治療することのほうが良いということをきちんと説明できることが矯正専門の歯科医の責任だと思います。

なるべくなら歯は抜かない治療をしたいのは歯科医も患者さんも同じなのですから、そういった専門の話をきちんと話してくれるかどうかも、正確な知識と経験がある歯科医かを見極めるポイントです。


■2.矯正専門の医院かどうか。
矯正治療の進歩にあわせるだけではなく、その進歩を敏感に察知し吸収していかなければなりません。

一般歯科治療行っている先生が矯正治療も行っている場合もありますが、むし歯・歯周病・入れ歯などの治療と平行して、矯正技術を磨いたり進歩に追いついていくことはとても難しいことだと思います。

より丁寧に、より美しく、より早く矯正治療をしたいとお考えなら、やはり専門医の方が安心できることでしょう。

私自身、しばしば「先生はむし歯の治療はやらないんですか」と聞かれますが、いつも「やらせたら大変なことになりますよ」と答えています(笑)。

もちろん学生のときは実習もやりましたし、最終学年のときは臨床実習できちんと治療していました。
ただ、大学卒業後からずっと矯正治療一本でやってきましたから上手くないのです。
自動車のペーパードライバーと同じですね。
出来ないものを、さも出来るかのように嘘をつきたくないので、患者さんにはご面倒をかけますが、むし歯ができた場合は上手な先生をご紹介しています。歯を抜いたりする時も同じです。

それが矯正専門でやっている私なりのプライドだと考えています。


■3.どんな質問にも答えてくれる医師かどうか。
矯正医が当たり前と思っていることが、患者さんにとっては当たり前のことではありません。その逆も当然あります。

患者さんと矯正医が同じ目標を持って治療を進めるためには、コミュニケーションがきちんと取れることが大切なことです。
特に、専門知識が多い矯正治療ですから、難しい言葉を使わずわかりやすく、咬み砕いて話をしてくれる歯科医かどうかを無料相談がある歯科医院であれば、いろいろと質問をしてみるとよいでしょう。

また、長くお付き合いする矯正治療ですから、矯正医の人柄や性格があなたと合っているかどうかもポイントです。治療のことだけでなく、他愛ない世間話でも気兼ねなく会話できる先生かどうかで、これからの通院が楽しみになるか、苦痛になるかに大きく影響を与えます。

治療法だけを淡々と話すのではなく、カウンセリングをしっかり行い、あなたのライフスタイルを知って一緒に治療していこうという姿勢のある矯正医を選んでいただけたらと思います。


■4.料金や治療計画を明確に提示してくれるかどうか。
矯正治療は健康保険が使えませんので、各歯科医院で治療費は様々だと思います。その分、適正な費用がわかりづらくなっていますね。
矯正歯科の治療費は、総額方式と調整料が別途かかる方式に大別されます。

総額方式のメリットは通院回数によらず治療費が決まっている点、デメリットは一見すると高い感じがあることです。

逆に調整料が別途かかる場合は、一見安いと感じますが通院回数が長くなればなるほど最終的な治療費が高くなる欠点があります。
もちろん、非常に短期間で治ってしまえば安いのですが、その場合は総額方式でも安くなっていると思いますので一概には言えません。

いずれにしても、矯正治療は健康保険が使えませんので各歯科医院で治療費は様々です。
保険適用外の治療ですから、どういった治療にいくらかかるのか、追加費用は発生するのか、使用する器具によって価格が違うのかなどわかりやすく費用を明示してくれる歯科医院なら誠実さを感じられるでしょう。

一つ言えることは治療費が高いことと良い治療を受けられることとは全くの別問題です。
安くて良いものを追求する世の中で、歯科医療だけが高くないと良くないという理屈はおかしいのではないでしょうか?安すぎるのも疑問ですが??


■5.清潔で心地よい医院づくりをしているか。
アフターケアを含めると数年の治療期間を要してしまう矯正治療。
あなたがエステやマッサージに通うように、くつろげる空間であるかどうかもポイントです。
高度な技術を提供するだけが、医療サービスではありません。
患者さまが安心して通えるか、不満なく治療時間を過ごせ心地よく帰っていただけるかに配慮するのも大切な医療サービスのひとつです。

医院のどの場所も清潔に保たれ、プライバシーを守るための個室を完備していたり、患者さまをお待たせしない余裕を持った予約制を実施していたりと患者さま目線の歯科医院づくりをしているかは、治療スタイルが丁寧であるかどうかの現れでもあるのです。


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