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受け口(下顎前突)の場合

<幼少期>
受け口の場合は、できるだけ早い時期に、一度矯正専門の歯科医のチェックを受けることが大切です。
3才児検診のときにすでに受け口になっていれば、「ムーシールド」という装置を使って、口の周りの筋肉のバランスを整えて改善することできます。

約1年間、就寝時に装置を使用するだけです。
痛みがある装置ではないので、3歳頃には使用可能となります。
pediatrics+004

<小学校低学年>
早い時期から治療を行えない場合も多く、永久歯の前歯が出てきたころに受け口に気がつくことが多いのではないでしょうか。
受け口はそのままにしておいて治ることはありません。また、成長とともに悪化していくことが考えられますので、気がついたら早めに、矯正専門医に診てもらうことをおすすめします。

受け口の矯正治療では、上あごと下あごの成長時期が違うことが問題を複雑にしています。
上あごは小学校の高学年までが、一番旺盛に成長する時期なのですが、この時期に前歯が受け口の状態だと、前に成長しようとする上あごを、下あごが抑えてしまいます。
逆に、下あごは身長がぐんぐん伸びる時期に急に大きく成長し始めるので、このときに受け口だと上あごが下あごの成長を抑えきれません。
結果として、受け口の程度が悪化してしまう可能性が大きいのです。

とにかく、下あごが大きく成長し始める時期までに、前歯の受け口を治しておくことが肝心です。

ただし、どんなに効果的な時期に治療を始めても、受け口は遺伝する場合も多いため、本人が持っている遺伝情報により、通常の矯正治療では治せないほど下あごが成長してしまうことがあります。
その場合は外科的な手術を併用した矯正治療を行うことになります。
身長が伸びるのを止められないように、下あごが伸びること自体は止めることができませんが、早期に計画的な治療を行い、下あごの成長する方向を変えたり、上あごの成長を促進させることで、手術の必要がなくなることも多いのです。

pediatrics+005右の写真の装置は、夜寝ているときに使用します。
上あごを前方に成長促進させることを目的とした装置です。
小学校低学年の受け口の子供に大変効果があります。
痛みを生じる装置ではないので、子供に苦痛を与えることはありません。
寝ぞうが悪い子供に使えるのか心配な保護者の方も多いですが、今までの経験上、使用できなかった子供はいませんのでご安心ください。


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