トップへ » 歯並びがでこぼこ(叢生)の場合について

歯並びがでこぼこ(叢生)の場合について

永久歯の前歯が出はじめたころに、でこぼこになってきていることが気になり、ご相談にみえる保護者の方がいらっしゃいます。

なかにはすぐにでこぼこをきれいにしてあげたい、という希望をお持ちの場合もあります。
親御さんのお気持ちはよくわかりますが、実はこの時期にきれいな歯並びを求めても、意味がないのです。
でこぼこになるのは、あごが小さくスペースが不足していることが原因です。

永久歯が出はじめた頃に前歯のでこぼこを治すことは簡単ですが、今後生えかわる乳歯のことを無視して前歯だけを並べると、いずれ奥の乳歯が生えかわるときに、その下からはえてくる永久歯にでこぼこの問題が起きてくるでしょう。これでは、せっかく前歯のでこぼこを治しても、意味がなくなってしまいます。

また、歯の大きさとあごの大きさのバランスが悪い場合も、でこぼこになってしまいます。
子供のあごは、成長によって自然と大きくなりますが、矯正でその手助けをしてあごを大きくすることでバランスを整えることができます。

特に最近のお子さんは、あごが小さい傾向にありますので、でこぼこになりやすいとは言えますが、乳歯の時点、歯の根っこが出来上がっていない時点では根本的な歯並びは治せないのです。

あごの大きさを調整することで、将来抜歯をしなくても永久歯をきれいに並べることが可能になります。

◆子供に使用する装置の例

pediatrics+001

使用するのはおもに夜寝ている時で、装置の真ん中に埋め込まれた拡大ネジの1回の拡大量は約0.25㎜です。
そのため、子供の負担も少なく、痛みもほとんどありません。

時間をかけて徐々にあごを拡大していく装置なので、治療期間はかかりますが、きちんと使用していれば確実に効果が期待できます。

取り外し式プレート装置

pediatrics+002
スプリングを組み込むことによって歯を動かすこともできます。


トップへ » 歯並びがでこぼこ(叢生)の場合について



TOPへ